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法を悪用させないための法改正?

某ブログ、リンク記念、ということで。実は前にもありましたけど。

前から気になっていた「法を悪用させないための法改正」について考えてみたいと思います。
結論から言えば「無理」でしょうね。
理由は簡単。それこそ議員の言葉じゃないですけど、立法事実がないからです。
「法の悪用」とは一体何を指すのでしょうか?
経産省は実際に自ら手を下しているわけではなく、単に「解釈」を語ってるだけなので。それを「強要」に当るというのならば、すでに裁判が起きていなければなりません。何か立法をしたいなら、誰かが困ってるというだけでは駄目なんですよ。
そんなことで法を改正したりつくったりできるなら、裁判のたびに立法しなければならない。

だいたい「運用が悪い」というなら、法的な責任はその「運用者」にあるわけです。まずそこをはっきりさせないのなら、法律自体の意味がない。
仮に裁判などでそこをはっきりさせた上で、運用者の責任とは別に「法そのものに不備があると言わざるを得ず、法によって中古業者に著しい被害が生じている状況が認められ」その上で「中古業者に不利な判決を出さざるを得ない」と判決で言われたのなら、それは立派に改正のための立法事実になるのですが。

法そのものは、民主党も含め共産党を除く全政党の賛成で決まったものなんですよ。
だから民主党の立場としては「立法当時、中古適用は想定外だったから」という理由を立てて、党が立法に責任をとる形で、賛成の撤回という意味を含めて改正提案することも、わずかな可能性としてはアリかな?とも思いますが、党としてどうかな?というのと、それ以前に「旧法から対象」という見解が示された以上、その言い分さえ通りませんし。

どうしても「法改正」だけを目的にしてしまうと、方法と理由がないので、何がなんでも中古家電を悪者にして、中古家電を含んだ議員立法を目指すということになってしまう。「中古家電の危険性がPSE法では把握されていない」くらいしか、立法のための理由がないんでしょうね。
本末転倒という感じはしますが。これで民主党と経産省はまったく同じ場所に立ったことになります。

簡単に言えば、法改正というのはそれくらいの荒技だということです。

ただし。
法というものに、まったく改正の余地がないか?というと、そうでもありません。
本質的な矛盾は確かに内包しています。
それは第27条と第28条が存在している、ということです。
だからこの矛盾をついて、この2つの条文を削除するという方向性の法改正ならあり得るのかな?とは思いますが、
どうもそういう方向には行ってないようですね。
この第27条と第28条については、記事を改めて、別の項目で論じます。

どうも初トラックバックの様ですね。ありがとうございます。

テーマ:PSE法 - ジャンル:政治・経済

2006.06.15 | | Comments(2) | Trackback(0) | 所感。

規制影響評価書(平成17年版)

さっきの書類にも関係するのですが、
経済産業省では、電気用品安全法について、何度か調査を実施し、レポートを作成しています。
作成者は、当時の製品安全課長の山根氏です。当時の消費経済部長は半田力氏でした。
調査は例によって試買テストで、「製造者輸入者」が対象であると明記されています。
実際のところ、法令違反は多数報告されていますが、販売事業者の存在は問題にさえなっていません。
あれ?罰金1億円では?

http://www.meti.go.jp/policy/policy_management/kisei-hyouka/16fy-kisei-jisseki-hyouka/16fy-reg-10.pdf

少なくとも「旧法から中古も対象」という認識など、この時点で欠片もないことは、
この文書の内容からも察しがつくでしょう。
しかし経産省は、いままで予算をつかって作成してきた統計と、新しい解釈による統計の整合性はどうつけるんでしょうね。

この「規制影響評価書」は、読んでみるといろいろ興味深い数字が出て来ます。

たとえば「事業届出数」は「1418」。
これ、今の「中古家電業者向け解釈」だと、事業届出はメーカー単位で一度やればいいってことになってますけど、
この平成16年に、1418社も電気メーカーがごそっとできたはずもないので。
もともとは製品品目ごとの届出だったってことがわかりますね。
つまり1418は「届出のあった新製品」の総数ということです。
だからそれに対応して「試買テスト」を実施してるわけです。
少ないかな?という印象もあるかも知れませんが、旧製品は届出対象じゃないから、そのまま製造してるし、市場に流通してます。本来の解釈(平成17年までの)であるならば。

しかし今年からの電気用品安全法の解釈だと、第三条はメーカーとしての届出を出してしまえば、製品ごとに出さなくてもいいことになったので。
もう「試買テスト」自体が成立しなくなります。

さて、「試買テスト」のための1億円の予算はどこへ行くのでしょう?
電気用品取締法40数年の運用と解釈を、裏切った代償は大きいですが、そのツケは国民の予算でできています。

テーマ:PSE法 - ジャンル:政治・経済

2006.06.08 | | Comments(2) | Trackback(0) | 所感。

一億円の予算の行方

たまたまちょっと面白い書類を見つけました。まあ、読んでみてください。

www.nite.go.jp/gen/download/sisak029.pdf

製品安全法令による規制対象製品について、技術基準の適合状況の確認、技術基準見
直し等の検討に資するため、検査機関等に委託して当該製品の試買テストを行う。
具体的には、約500の規制対象品目について、8年間で、全品目に対しテストを実施す
るとともに、事故情報等に基づき、懸念のある品目に対し、機動的、重点的にテストを実施徴収、し、製品の技術基準適合状況を把握。結果を踏まえ、必要に応じて、各種対応報告を実施する。(立入検査、緊急命令、技術基準見直し等)


内容をかいつまむと「製品安全法の技術基準適合確認のため試買テストを行う」というものなのですが。
もちろん「中古製品の試買テスト」など想定外。統計にさえ入ってません。

この書面によると、平成18年度にこの試買テストについて、最終的な検証をしなければならなくなっているのですが、無理矢理、中古を含めてしまった現状で、どうやって評価をまとめるんでしょうかね。
予算は1億円をつかっています。国民の税金ですね。
で。同じような試買テストは翌平成17年にも予算が計上されています。

テーマ:PSE法 - ジャンル:政治・経済

2006.06.08 | | Comments(2) | Trackback(0) | 所感。

たまには所感など。

最近、読んでくれてる方がいるようなので、少し所感というか、思うところを書いてみます。まずブログを始めた動機というのは、どうもPSE法について見当外れなところで議論が行われていないか?という疑問を持ったからなのですが。いわゆるPSEに反対という態度の人にしても、法改正のために法を悪者にしてるという印象があり。3月頃に、立法に携わった人の書き込みをヤフーの掲示板で見たことがありますが、当然「中古などまったく想定外」ということでしたし、衆議院の議事録にもそんな議論はありません。
とにかく条文も議事録も読まないまま、好き勝手な解釈が飛び交う現状にストレスが溜まったので、ブログにしてみたわけです。誰かが法廷に持ち込めば解決するような程度のことですが、どうもそこまでの手間をかけたい人もいないようなので。

なるべく説得力を持った構成にしたいとか、読みやすくしたいとは思ってるのですが、
まだツールとかちゃんと使えないんでなかなか思うにまかせません。
文章も最初はメモ程度で、あとから修正を入れる形なのでお見苦しい部分もあるかとは思います。

まあ生あったかく見守っていただければ。
もし法的アクションを起こしたい方がいて、文章を使いたいという希望があるなら、どうぞご自由に。
著作権だけは一応、私にあります。

テーマ:PSE法 - ジャンル:政治・経済

2006.06.02 | | Comments(1) | Trackback(0) | 所感。

ブログをつくってみました。

PSE法について関心をもって調べて来ました。 今まで(2006年3月末)まで普通に売買できていた、 中古の家電製品が突然、売る事も買う事もできなくなる。 こんな非常識なことがあるんだろうか?という疑問からです。 「これは5年前から決まってた」と経産省の担当部長は2月にブログで書きました。 しかし3月の半ばになって「40数年前から決まっていた」と言い直しました。 いったいPSE法とは何なのか? どうもこの担当部長がいちばんわかっていないようです。 しかし世間の反応は情報不足のせいでばらばら、 ネットの一部にこうした経産省の法解釈を擁護する動きがあったりで、 どうもPSEについて正確なところがわからないまま、 中古業者と消費者が風評被害に踊らされているという現状があります。 マスコミの安易な報道の影響も大きかったでしょう。 特に大新聞はあちこちで聞いてきたことをつなげただけという記事が目につきました。 そこで、私が調べたPSEについての情報を、まとめて公開しようというわけです。

2006.05.22 | | Comments(0) | Trackback(0) | 所感。

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